やぶれかぶれ

すべては虚構

垢抜けない私と一重まぶた

 

この前、住む世界が違う人たちとお酒を飲む機会があった。

 

その人たちは、お金を沢山持っていて、年上で、いろんな経験をしているので、いろいろと学ぶところが多かった。

 

そのうちのひとりが、若くしてエステシャンとしてお店を経営している女の人で、

 

「あなたは顔も小さいし、肌も綺麗なんだからもっと可愛くなるよ、原石だよ」

 

と言われ、どうしたら良いのかときいたら

 

「髪を下ろして巻いたり、お化粧もきちんとして、二重整形」

 

と言われた。

 

私のまぶたは肉厚な一重なので、アイプチやアイテープでは二重にならない。それを見越してのアドバイスだった。

 

このエステシャンのお姉様以外にも、お金持ちのおじさまがたに

 

「あと十年後に会うべきだったね」

 

とか

 

「これからだね」

 

とか言われたけど、それはつまり今の私は垢抜けない小娘ってことで、ブスはもっと金かけて小綺麗にしろと言う意味だよなあ…とお酒の回った頭でぼんやり考えていた。

 

もう1人一緒に行った友達は顔が派手で可愛らしい子だったので「あなたは可愛いからなんもしなくていいよ」って言われていた。

 

五年くらい前の私なら劣等感に苛まれていたところだったけど、今の私は「二重の方がやっぱ可愛いっていう世の中だよなあ…」と他人事で、私は私で今の自分の顔も性格もこの垢抜けなさも嫌いじゃないなと思ってる。これはとても素敵なことだ。

 

テレビを見れば可愛い女の子はみんな二重まぶたで、黒目が大きくて、肌が白くて、細くて、スタイルが良くて、可愛い服を着ている。私もそんな人たちのことを可愛いと思う。

 

でも、私は私だから、一重で、目が小さくて、地黒で、変な体のバランスで、服のセンスが人にウケなくても、特別に可愛いと思ってあげている。長い付き合いだから特別。

 

だから、他人にいろいろ言われても、今後の参考にはするけど、それに振り回されないようにしたいな。

 

もしかしたら数年後とかにお金貯めて二重整形してるかもしれないけど、それは他人に言われたことを気にしてしてるんじゃなくて、自分がそうなりたいし、そうなった自分が好きになれると確信してやってるといい。

 

可愛いとは言われなかったけど、原石とは言われたので、とりあえず眉毛でも整えて好きな服着ておでかけしたい〜!

 

 

ました。